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昔から動物が好きで大学では家畜や動物について学んでいました。卸業界のことは何も知らなかったのですが、ヤマエ久野に食品だけでなく飼料畜産部というのがあると知り、採用試験を受けることにしたんです。すると、面接でのフィーリングが他社よりもとにかく良くって。面接官の方とうまくキャッチボールしながら、自分の言いたいことがとにかくしっかり伝えられる感じ。それが最終面接までずっと続いてスムーズに内定もいただいたので、「これはもうここに入るしかない」と入社を決めました。他の会社も受けたのですが、こんな風に感じられた会社はなかったので、ヤマエ久野の「人」が私に合ったんだろうなと思っています。
得意先様である、鶏や豚、牛を育てる畜産農家の方々に、配合飼料を販売するのが主な仕事です。ほかにも、畜産物を仕入れて販売したり、得意先様の販売をサポートするため、経営に対するアドバイスや技術支援、さまざまな情報提供を行っています。補助金のことや畜産物の価格に関することなど、得意先様の利益になる情報をいつでも提供できるよう、業界紙を読むなどして日々勉強するのも仕事のひとつです。
私は畜産系の学部出身ですが、文系学部の出身者や、まったく異なるフィールドから来て活躍している先輩や後輩も多く、みんな得意先様のために一から勉強しています。
少し前までは、提案が採用されて得意先様に「ありがとう」とおっしゃっていただけることが一番のやりがいだったんです。もちろん今でもうれしいのですが、最近は得意先様の経営状況が良くなっていくことが一番の喜びになりました。お客様が儲かり、仕入先様も儲かり、そしてヤマエ久野も儲かる…。そんな仕組みが出来たら「価値ある仕事ができた」のだと思います。得意先様に喜んでいただくためには、まだまだ私ひとりの力では足りません。仕入先様などいろいろな方の力を借りて仕事に取り組んでいます。
また、糸島や朝倉など、担当しているエリアのお客様を訪問することが多いので、その度にたくさんの動物たちに会えるのもこの仕事の醍醐味です。
会社自体が新たな取り組みなどを行い大きく変わろうとしているので、その流れにまずはしっかりとついていくことです。これまで飼料を販売することに最も力を入れてきましたが、もっと視野を広げて仕事に取り組み、これまでとはまた違う角度で仕事ができたらと考えています。
ヤマエ久野の魅力はやっぱり人。悩みがあればいつでも親身になって話を聞いてくれる先輩など、勝手にお手本にさせていただいている方がたくさんいます。そんな先輩や上司、同僚たちはもちろん、得意先様、仕事内容、すべてが大好きだからこそ、9年目になる今もこの場所で仕事を続けられているのだと思います。
働く人に寄り添った仕組みをどんどん会社が整えてくれているので、結婚や出産をしても働き続けやすい会社になっていることも魅力です。