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学生時代にマーケティングを学んでいたので、流通業に興味を持っていました。父が酒造メーカーに勤めていたこともあって食品業界が身近だったことも理由のひとつ。中でも、業界全体を見渡すことのできる卸の仕事に惹かれたのがきっかけです。もちろん卸業界にもさまざまな企業がありますが、地元である九州で活躍したいという思いがあり、九州を基盤にしたヤマエ久野に魅力を感じ入社を決めました。とはいっても年々会社は成長を続け、今では関西や関東にも進出しましたので、「まさかこんなことになるとは」と良い意味で驚いています。
はじめは父の影響もあってお酒関係の部署に行きたいなと考えていました。でも、業務管理部が新入社員を入れると知り、会社全体のさまざまな業務について知ることができる仕事内容に魅力を感じたんです。業務管理部は社内のあらゆる部署をサポートする役割を担っているので、業務の効率化を図ったり、みなさんの悩みを解決できるよう動くのが主な仕事。ほかにも、会社を成長させるためのプロジェクトに参加したり、人材育成を担当するなど、業務内容は多岐にわたります。いずれも縁の下の力持ちといった仕事が多いのが特徴です。
業務の見直しに取り組んだ結果、みなさんの仕事の効率が上がり、経費の削減にも成功できた、というときには大きなやりがいを感じます。営業のように「新規の顧客を獲得した」、「大きな売上を得た」などすぐに結果が見える仕事ではありませんが、幅広い得意先の仕事に関わることができたり、会社内の無駄をなくし成長へとつなげられることがうれしいです。人材育成の業務も同じようにすぐに結果が見えるものではありませんが、ふとしたときにチームの成長を感じることができると喜びを感じます。自分が表立って何かをするわけではないけど、いろいろなアイデアを出しながら裏で…みたいなことに興味のある軍師のような人に向いている仕事かもしれませんね。
入社8年目になりましたが、まだまだ未知の部分がたくさんあると思っています。これからはグループ会社にも目を向け、良いところを取り込んだり幅広い改善活動も行いながら、グループ全体のレベルアップに貢献していきたいです。
自分の思いを伝えることができる職場環境があることです。入社してすぐは不安ばかりだったのですが、先輩が丁寧に教えてくださるだけでなく、いつでもすぐに声を掛けてくださるので相談もしやすく、ひとりで抱え込むことはありません。その恩返しと思い、私も後輩たちには常に真摯に向き合っています。人材をきちんと育てる背景には、お客さまに迷惑をかけてはいけないという思いがあることもヤマエ久野らしいところです。